革細工の道具を揃えよう

パートワーク「はじめてのレザークラフト」を買い始めたわけですが、この手の本のお約束として、“1回分の進捗が遅い=次の号が待ちきれない”というのがあります。
自他共に認める飽きっぽさを誇る(^^;)私、酉は、気分が乗ってきたらその時に一気に色々やってみたいのです。
というわけで、パートワークの方はある程度発行が進んで材料が揃うまでしばらく放っておき、その間は別の物を作ってみることにしました。

 

とはいえ、第3号の時点で付いてきた道具は、革に縫い穴を開けるための菱目打ち、ゴムハンマー、台座のゴム板、縫い針&糸、革を切る革包丁くらい。
母から譲ってもらった道具も、革に模様を彫るカービング用のナイフや刻印は揃っていますが、革を切った貼った(違)するには、色々と足りないようです。

初期の道具一式

そこで、地元(酉は長野県在住)のレザークラフトのお店「すずらん」へ行ってみました。
http://www.leather-suzuran.jp/

実は、このお店のことは、以前新聞広告で見たことがあり、存在は知っていました。でも外観が倉庫のようで、何も知らない素人が冷やかしで入るには敷居が高くて行ったことは無かったんです。
今回は、家族を連れて(妻&子供をダシにして)意を決して入ってみました。

 

頑固そうな職人のオヤジが「一見が何しに来た?」と睨んでくる・・・なんてことはもちろん無く、優しそうな女性の店員さんが「いらっしゃいませ」と迎えてくれました。
店内は、壁一面に様々な工具や金具類が下げられ、棚には巻かれた状態の革がギッシリ。さすが専門店、圧巻です。
初心者向けの工具と入門書のセットや、財布やキーホルダーなどの材料キットも売っていて、さらに希望すればレザークラフトの講習もやってくれるそうです。

 

せっかく作るのなら、しっかり実用できるものがいい・・・ということで、二つ折りの財布のキットを買ってみることにしました。
工具は初心者用のセットを選んだところ、店員さんが「もう持っている物とダブったらもったいないから」と言って、話を聞きながら必要なものを見繕ってくれました。

 

さて、準備も整ったことだし、いよいよ本格的に革細工に取り組むとしますか。